立場の違うふたりの話。
それぞれ話を聞くと食い違うことってありますが
それをまざまざと見せつけられました。
18年前に別れて死んだ元旦那の借金が子どもたちのところに来て
相続放棄の手続きをすすめました。
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親子の縁はきれない 借金がめぐってきた理由 - ちょっと、シエスタ ～50を過ぎても夢みたい～
その際、書類の手配を最後に元旦那を看取った人に頼んでみることにしました。
だって絶対にその方が早いからです。
過去の人だったのに
相続放棄をするためには、揃えなければならない書類がたくさんあります。
今回の我が家のケースでは、元旦那の戸籍謄本と住民票除票
この二つを取り寄せるのがひと手間。
なんせ遠い過去の人で、どこに住んでいたのか知らないからです。
元旦那はわたしと離婚後に結婚して子どももいました。
でも、がんになり闘病生活を続けていた（であろう）時に離婚しました…というか奥さんから離婚されらしい。
原因はカードローンの借金と義弟くんから聞いていました。
そのあと死期の迫る元旦那のそばにいた人がいます。
この人とは本当に籍を入れたかも疑問だったのですが…
くわしくはこちらから
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決して交わることがなかったはずの人
義弟くんとの年末か新年（電話で）の挨拶の時に
「お骨を墓に入れさせて欲しい」と連絡があったと聞いていました。
そして籍も入れているようだと。
なので連絡先を聞き、わたしから連絡があると伝えてもらいました。
顔も知らない前の前の奥さんからの電話に出てくれるか心配でしたが、ちゃんと出てくれました。
突然の電話を（一応）詫びて事情を話して
必要書類を取り寄せてもらえないか頼んでみました。
すごく意地の悪い言い方かもしれませんが
ステージ4のがんで苦しむ借金男を支えようとした人です。
わたしには絶対に出来ません！！
きっと慈悲深い人なのだろうと思った通り、優しい声でした。
詫びてくれた人
疑問に思っていた借金がまわってきた事についても
「少しずつ返してはいたんですが、彼が亡くなったあとに相続放棄をしたので…
ご迷惑をかけて申し訳ありません」
と謝ってくれました。
なので代わりに書類の手配をする約束もしてくれました。
頼んでみるものです。
結果、翌週に書類は届いたので相続放棄の手続きは当初の予想よりスムーズに進みました。
一番、足かせになったのはコロナ禍でした（笑）
現妻の言い分と真実 どちらが正しいのか
でも気になったのは、そんな慈悲深い（であろう）人の
「もともと借金は前の奥さんとの時にできたものなのに…前の奥さんは自分には関係ないと言って…」
と少し恨みがましい発言でした。
その言い方だとまるで、前の奥さんが悪くて借金を抱えさせられたあと元旦那は重い病気のまま捨てられた…というように聞こえます。
絶対そんなことないとわたしは思っています。
わたしと別れた時
会社を興してつぶした時の借入金返済
支払いを滞納していた様々な税金
ついでに、いつの間にか借りていたカードローン20万
と負債だらけの男でした。
それをいったんリセットできたのは全部…いや一部は
絶対に前の奥さんのおかげ（稼ぎと貯金）のはず。
それだけ尽くしたのに、子どももこれからお金がかかる（中学生のはず）時に
病気といえどカードローンでまた借金をつくって
「そりゃ、捨てるな」
と個人的に共感しかありません。
彼女（現妻）は自分といっしょになった顛末を
どのように伝えられているのだろう…
少し気になったけれど、あくまでわたしの妄想なので事実は違う可能性もあります。
そしてよくよく考えれば、どちらも事実を言っている（と思う）ので
本当の事なのです、きっと。
しかも、そんなことはどうでもいい…
冷たい女と思われようと、わたしが欲しいのは書類だけでしたから。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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