ちょっと、シエスタ

さぼりグセのある元ダメアラフィフ、現ダメアラカンが日々の出来事を気ままにつぶやきます

東京にあこがれる大阪人の性(さが)

「どうして(上の子を)東京の大学に進学させたの?」

年末の東京旅行の時、ランチをしていた友人から質問されました。

www.chotto-siesta.com

毎日、親子ケンカをした日々

彼女とは地元・大阪(といっても市内でなく府内)の高校で知り合いました。

 

あの時の自分たちにとっても、東京はやっぱり遠いところ

「どうしてだっけ?」

ひさしぶりに子どもが高校生だった時の記憶を探ると

毎日、大ゲンカしたことが思い出されました。

 

理科が好きだった娘は、私立の理系コースに進学

大阪府の高校授業料無償化制度の恩恵を受けました

生物を選択して、どこかの研究室に入りたいと言ってたんです

高1までは。

 

それが突然「デザインの仕事がしたい」

そう180度転換したから、ケンカもします。

 

電車と徒歩で4、50分もかかる私立の理系コースに行ってるけど

それだったら歩いて10分かからない府立高校でよかったじゃない、と。

 

いま思えば子どもの進路変更なんて、よくあること

いまよりちょっと若かった母は、受け入れられなかったのです。

 

忘れられない、決め手のひとこと

長い長いケンカの末、本人の希望進路に進むことになり(あたりまえ)

決めたら、とことん調べまくるのが性分。

 

その時、地方から東京の美大に進学後にデザインの仕事をして

お母様の介護のために大阪に帰ってきた子が会社にいました。

「導かれているみたい」と調子に乗って彼女にいろいろ聞いたのです。

 

デザインなら、やっぱり東京でというアドバイスももらいましたが

決定的なひとことがありました。

 

「わたし、こちら(大阪)に戻って再就職先を探して書類審査で落ちたこと一度もないんです。

東京で働いていた経歴って強いです。

お子さんが将来、地元に戻ってきたときの強みになるので、一度東京に出るっていうのはありですよ」

 

これはいまでも忘れられない、ひとことです。

たしかに大阪の会社に東京で就労経験がある人が再就職で応募して来たら

まずは会ってみたいと思われるでしょう。

 

これは単にあこがれなのか。

大阪の会社の人事の方、どうでしょうか?

 

そして嬉しいことかどうかわからないけど

娘が大阪に戻ってくる事は絶対にないと思われます。

 

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