ちょっと、シエスタ

さぼりグセのある元ダメアラフィフ、現ダメアラカンが日々の出来事を気ままにつぶやきます

『60歳のトリセツ』独特の目線で捨てて生きる

60歳になったら脳のスイッチングをしよう

本の冒頭からそうありました。

60歳からは生きる目的が違うから

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図書館で順番待ちだったこの本、やっと手にして読みました。

遠近両用メガネがマッチする気がする・・・

 

50代までの人生と60歳からの人生は

「脳の生きる目的が違う」と作者はおしゃっています。

60歳になったら「正しく生きよう」とか、そういった縛りから解き放たれて

世間を気にするのはやめて捨てて生きていこうと。

 

章のタイトルだけ並べても

「若さを気にする」を捨てる

「ボケを気にする」を捨てる

「子どもを気にする」を捨てる

「老いと死を気にする」を捨てる

「夫を気にする」を捨てる

「友を気にする」を捨てる

 

なかなか捨てられないものばかりです。

 

60歳から必要なのは、美しさでなく

「若さを気にする」を捨てるの章が一番刺さりました。

 

女性は若くて美しい方が良い

スタイルが良い美人は一目置かれる

これには激しく同意します。

 

そんなにあちこち働いてきたわけではないけど、やっぱり女は美人は得

人生でそう思ったこと何度かありますから。

 

それをこの本では、理由として

群れに中に美女がいると、群全体の生殖能力を底上げするから

男性も然りで、動物のメスたちは免疫力の高いオスに惹かれる

なぜなら自分の子孫に圧倒的な免疫力をつけたいから、しなやかな筋肉の男性は女子に支持される

 

だからキレイであることは生きていく上で得だから

そういったことに努力、時間、お金を費やす。

 

ただ60歳になったら、太っていようが痩せていようがあまり変わらない

大きな美醜の差(なかなかのパワーワード)がなくなるから

キレイでありたいと思ったり、若さを気にしたりするのを捨てよう、と。

 

老いていく、という魔法

この本ではボケていくことに関しても

脳が世界を小さくしようとしている

動けないのに世界の果てまで行ってみたい好奇心があったら、残酷だから

世界を狭くして、わからなくなるようにする

脳が優しい魔法をかけてくれた

 

独特な表現で語られていました。

 

そんな一言では片付けられない部分もあるけど

すごく新しい見方、考え方です。

何でも考え方次第なのかなとも思わせてくれました。

 

一度手に取ってみていい本だと思います。

図書館には絶対あるって思いますが、きっと順番待ちです(苦笑)

予約して待ってください。

 

60歳になって素敵な人たちって

「表情が豊かでユーモアがある人」っていうのも共感しました。

そんな60歳を目指したいです。

 

今日もブログにおいでいただきありがとうございました。

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