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断捨離にふたたび取りかからねば、と思った矢先
素敵な本に出会いました。
垣谷美雨「あなたの人生、片づけます」読了
こちらの本です。
主人公・大庭十萬里(おおばとまり)はブログが出版社の目に留まって
片づけ本をだしている50代主婦
なんだか心当たりがありそうな設定です(笑)
その十萬里さんが原因を探りながら、依頼者の部屋を
正式な依頼者は必ず本人の家族ばかりですが…
きれいな部屋に蘇らせていく4話連作の本。
十萬里が片づけをするわけではなく、片づけの方法を教えます。
片づけられない人は、それぞれが問題を抱えており
お話としても面白いですが
断捨離スイッチが入るセリフが満載だったので、ご紹介。
身に染みるセリフたち
十萬里のセリフが、とにかく共感できます。
いざというときに困らないよう、生活必需品は買い置きをしておく。
今は要らなくても、いずれ必要なときがくる。
安い時に買い溜めし、人様から頂いたもの大切に取っておく。
これ、めっちゃ、心当たりあります。
ただそれは豊かでなかった時代を生きた知恵で、今の時代にはあわないと。
特に年配の方は戦争による質素倹約の反動で、服をたくさん買い
数年ごとに車をや家具も買い替える…それが当たり前で
考えてみれば、日本人のほとんどが<成り上がり>だったんです。
だから、ものを買う行為そのものに快感を覚えるようになった
うーん…
深く共感しかありません。
良質なものを少しだけ持ち、長く大切に使うという古き良き習慣
これがすたれてきているとも
ここ、ミニマリストの思想に通ずるような気がします。
断捨離、最後は気持ちの問題
買い物は、とても難しい
だから無駄遣いしてしまったと落ち込むことがあるけど
無駄遣いしてしまったと思っている服や靴こそ、思い出さないよう処分した方がいい
そのほうが精神的にも良いと十萬里は言ってくれます。
よく着る服は、やっぱり新しく買った服なので
古い着ない服は捨てるべき。
そして捨てるのはモノだけではなく、そこに沁みついた気持ち
この本を読んで、そう思わせてくれました。
ママチャリ遠出をしてきたので昨日はブログをお休みしました(汗)
やっぱり体を動かすとリフレッシュします
大切ですね。
断捨離もまた始めます。
この一年で袖を通していない服がありました。
あんなに断捨離してきたのに、まだ捨てるものはある。
55歳の壮大な断捨離、最終章突入しました(笑) - ちょっと、シエスタ
何のために断捨離するか?
新しいお気に入りの服を買うため
これなら断捨離、進みそうだと思いませんか?
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