ちょっと、シエスタ

さぼりグセのある元ダメアラフィフ、現ダメアラカンが日々の出来事を気ままにつぶやきます

ノーベル平和賞授賞式に想う、長崎の記憶

ノーベル平和賞受賞のニュースを見ていたら、長崎の記憶が蘇ってきました。

第二の故郷である長崎

家庭の事情で、小学校2年生から6年生の4年間

祖母と2人で長崎に住んでいたから

自分の中では第二の故郷と思っています。

 

墓じまいをした墓があったのも、もちろん長崎です。

 

ただ祖母は戦争の時、祖父の仕事の都合で

中国・満州にいたので原爆の話は聞いたことはあまりありません。

遠い親戚に被爆者がいたと記憶していますが、祖母もずいぶん前に亡くなり

その話ももう曖昧。

 

自分の記憶の中の長崎で、原爆と結びつくものは

8月9日に市民が一斉に黙祷を捧げる、その姿です。

www.chotto-siesta.com

 

原爆で半分が吹き飛んでしまった片足鳥居

ここは小学校時代の遊び場

「戦争で半分吹き飛んだんだって」「ふーん」

子どもって、その程度でした。

 

よく大型観光バスが階段のはるか下の道に止まって

中から観光客が片足鳥居の写真を撮るとき

「おーい」と手を振っていた小学生の一人でした。

 

小学6年になり長崎を離れるとき

「長崎にいたのなら、行っておくべき」

そう言われて原爆資料館に行きました。

 

地元の小学生は通常から、あえて行くような場所ではなかったのです。

一瞬で影になってしまった人の形が残る壁がある

そう聞いていたので。

 

いろんなものを見たはずですが、その箇所の記憶が見事にありません。

 

いまも世界の各地で戦争が起こってます。

こんなにインターネットもSNSも普及して遠くの人と繋がれるのに

たくさんの人が死んでいて、それを定期的にテレビで見ている

世の中がどう変わろうと争いは起きる。

 

今回の被団協のノーベル平和賞受賞が第一歩となって

 

核兵器がなくなること

 

長崎に住んでいた人間のひとりとして祈ろうと思います。

 

今日もブログにおいでいただきありがとうございました。

ポチしていただけると励みになります!応援いただき感謝申し上げます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへ

ちょっと、シエスタ - にほんブログ村