想い出にすがって生きるのは良くないけど
なぜか定期的に昔のことを思い出します。
根暗の所以(ゆえん)と思われる件
「年末には帰る」とLINEが来てから子どもたちから連絡がありませんが
連絡があっただけ良しとします。
シングルマザーだった時代が少しずつ「昔」になっている
そうヒシヒシと感じます。
そんな自分もシングル家庭で育ちました。
母はわたしを生んだ瞬間に離婚を決意したそうですが
正式に離婚できたのは、わたしが5歳の時。
そして小学2年から6年まで、母と別れて祖母と二人きりで暮らすことになりました。
その理由は一つではなかったと思います。
- 祖母が生まれ故郷に帰りたがった
- まだ26歳だった母が田舎に引っ込みたくなかった
- 50年前シングルマザーが田舎で働ける場所がなかった
- わたしが病気がちで田舎の空気の方がよかった
こんなところでしょうか。
祖母と二人きりの暮らしは楽しかったけど
やっぱり母が恋しい年齢です。
会いに来てくれ母が帰ったあと、よく泣いてました。
このあたりが自分が元来、根暗な所以だろうな~と思っています。
人生で初めての自分ち(家)
そして、田舎での小さな六畳二間のアパート暮らし
近所で仲が良かった子が、ものすごく大きな家に住んでいたので
遊びに行くたびに「いいな~」と思っていました。
その母が当時は大阪のド田舎だったところに
小さいながら家を買って呼び寄せてくれたのです。
はじめてそのことを聞かされて電話した時のことを
いまでもハッキリ覚えています
「自分の家?すごい!二階建てじゃないよね?」
「二階建てだよ」
「まさか…庭なんてないよね?」
「あるよ」
母と暮らす、しかもはじめての自分のお家
人生バラ色の瞬間でした(≧◇≦)
ステキなお隣さん
しかもお隣には品のいいすてきな老夫婦がふたりで住んでいて
とてもわたしを温かく迎えてくれました。
はじめてお隣にお邪魔した時、おじさんは趣味の競馬中継を見てて
生れてはじめて見る競馬中継にもビックリ。
しかも「おお!入った、入った!」
馬券は当たり、おばさんも「珍しいわね~」と喜ばれ
「〇〇ちゃんが来てくれたからだ、これから(競馬中継)は一緒に見てもらわないといけないなぁ」
おじさんは、わたしを幸運の女神あつかいしてくれました。
初めての小さな自分ちでしたが、いろんな思い出が詰まっていました
ちなみに2年前に立ち寄ると増改築され
まだちゃんと建っていました。
でも母は中古住宅を買ったはずだから、築50年は経っているはず(@_@)
戸建ても丈夫ですね。
住まいには人生の思い出もセットになるんだと気づかされました。
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