「最近の抗がん剤治療って思っていたのと全然違うんですよ」
笑いながら話してくれた人…
ホントなの？
変わらない明るさの人
心配だった人が退院して、急に訪ねてくれました。
前の部署の時、仕事を手伝ってくれていた子で
年は娘と呼んでいいくらいの人です。
倒れて入院して、がんだったと聞いていた彼女
変わらないいつもの明るい笑顔でしたが
少し痩せていました。
二度の手術でがんを取りのぞき
これから抗がん剤治療に入るとの事。
「知らなかったんですけど、ほんとに医療って進んでたんですね～」
彼女が言うには、抗がん剤治療は吐き気で苦しく寝たっきり
そんなイメージがあったけれども
まったく違ったというのです。
ヒマで退屈な人もいる
2度目の手術の時の病室で
同室の人たちが、抗がん剤治療をしていたそうです。
でも、抗がん剤とともに吐き気止めの薬も入れるから
吐き気も何もなくて、ベッドでずっと点滴をしているから
「ほんとにヒマ、退屈…」って言ってたらしいのです。
吐き気止め？
母の時も入れていたのだろうか？
入れていたような気もします。
それとも母が抗がん剤治療していたのは4年以上前だったから
そこから進んだのかな？
もしくは、薬や治療は合う、合わないがあるので
たまたま合っていたのか
だいぶイメージが変わったとも言っていました。
ただ毛髪は抜けるらしいです。
乗り越えると信じる気持ち
いつも明るくて人に心配をかけるのが嫌な子だから
心配かけまいと言ってくれている？
いや、明るく話す彼女を見ていると、そうなんじゃないかと心から思える
思う事にします。
病に打ち勝つには、乗り越えて成し遂げたい気持ちが重要だと思います。
彼女には病気を治して、やりたいことがあるから
きっと大丈夫だから「また、すぐに会おう」
そう言って別れました。
今から友人と美味しいものを食べに行くって
明るさを振りまいて帰っていきました。
うん、彼女なら、きっと大丈夫。
本当に特別な病でなく、普通に治る病気になってきたのかも
そうであればいいなぁと思います。
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