朝のニュース番組の特集で久しぶりに映画監督の大林宣彦監督を見ました。
がんを患っておられるそうですが
映画制作に励んでいらっしゃいました。
”戦争は嫌だ”という事を伝えたい
そんな思いで取り組んでいらっしゃるそうです。
懐かしの尾道3部作
昔、大林宣彦監督崇拝者の友人のおかげで、わたしも大好きでした。
当時、コアな映画ファンは好きな人が多かったのでは?
『時をかける少女』
『転校生』
『さびしんぼう』
の3作品を指します。
どれも大大大好きですが、個人的には『さびしんぼう』が一番好きです。
がんでも映画と向き合っていく
久々に見た姿は、変わらなく…ではなく
病気のせいもあるのでしょうが、腰も曲がり小さく年老いた姿でした。
どこかのインタビューで「背も縮んだ」とありましたが、
元気な頃を知るファンとしては衝撃でした。
肺がんのステージⅣだそうです。
でも、そんな中でも映画制作に励む姿はやっぱり生き生きと見えて
やはり病と闘う糧は
生きがいなんだなと、
あらためて思いました。
がんと共存していく
「オレが死んだら、オマエも死ぬんだから、おとなしくしておけ」
そう、がんに語りかけるそうです。
共存
そうは言っても、なかなかできませんよね…
でも大林監督は、がんになって良くなった部分もあるそうです。
それは糖尿病と前立腺肥大でトイレが近かったのが治ったそう。
プラスの出来事もあるなら確かに共存といえます。
頑張って最後まで映画に打ち込んで頂きたいです。
その作品『海辺の映画館 キネマの玉手箱』は、ぜひ観ようと思います。
我が家もがんで緩和ケアをしている母が一日帰宅します。
ここにきて、すっかり痩せて力もなくなりました。
でも前向きと言っていいのか
「身体にいいと看護士さんにいわれたから、R-1の宅配を頼みたい」
と言われました。
身体にいい…うん、そうですね。
こんな些細な事でも前向きなことは良いことです。
最期をどう迎えるか?
いつか必ず自分にも訪れることなので考えていきたいですし、
良い部分は見習っていきたいです。
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