先日、とある80代女性に道を尋ねられました。
４駅向こうで道を聞かれる
友人とランチの約束をしていたのに、寝坊したのに
朝から息子と電話もしてて・・・
息子との長電話 やっぱりめんどくさい男 - ちょっと、シエスタ
なのでバタバタで準備して、予定していた時間に出かけました。
待ち合わせ場所は、駅で考えると４駅向こうのイタリアンレストラン
自転車で向かいました。
乗り換えもあるので、駅からの距離を考えると自転車の方が便利なのです。
急いだことと日ごろのママチャリ散歩の効果もあって
約束より15分早めに、レストラン付近に到着。
友人から「出るのが遅れて時間ギリギリに着く」そうLINEも来てて
余裕を持って詳しい場所を自転車を止めスマホで検索していると
「おたずねしたいんですけれど」
80代くらいの女性に声をかけられました。
地元民じゃないから、どうしようと思ったら
「〇〇に行きたいんですが」
それは駅前のショッピングモールでさすがにわかります。
山口から来た人
「ここからまっすぐ行って、今見えてる突き当たりを左に行けばいいですよ」
そう教えると丁寧なお礼ともに
「大阪にひとりで来て2年、不慣れで不安ですぐ道を聞いてしまうんです」
とても可愛らしい品の良いおばあさまです。
ちょっと時間にゆとりがあったせいもあり
「どちらから、おいでになったのですか？」
つい余計なことを聞きました。
聞くと山口からで、この夏訪れていたので「いいところですね～」
そういうと「山口のどこに？」とテンションが上がったご様子。
角島大橋ですと言ったのですが・・・
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橋は関門橋しか思い浮かばないらしく「歩いてもわたれるので、ぜひ」と
そこから4月22日に安徳天皇の祭りを見てと山口の事を紹介してくださいました。
個人情報をさらけ出し過ぎな気がする
さらに「こんなところで話すことじゃないですけど」と
膝の手術をして人工関節が入ってて、だから健康のために歩いているとか
旦那さんの介護で背中を悪くして、背中にボルトが2本入ってるとか
年は80を過ぎているとか、ついでに〇〇の向かいの〇〇に住んでいるとか
とうとう住所まで語り始めたのです！
そんなこと言っちゃダメと思ってたら
「悪い人もいるけど、そんな人には会ったことないから」
オレオレ詐欺とか、高齢者が襲われたニュースとかはわかっているようでしたが。
しかもその住所、いまから会う友人の斜め向かいのマンションでした。
「何かの縁だわ！ぜひ、またお会いしたいです！」
にこやかにうれしそうに言われましたが・・・
会って10分くらい話した人間にそんなこと言って大丈夫かな？
さすが時間が迫っているので申し訳ないけど「人と約束しているので」
話を切り上げ、またぜひどこかでお会いできたらと別れたのです。
友人には「人に道を教えてたら話し込んでギリギリなる」とすぐLINEを送りました。
話の結末
話し相手が欲しいのかな？
そんなことを考えながら、お店を検索すると
めちゃくちゃ近くで通り過ぎていたことに気がつきました。
ぐるっとまわる形で自転車で急ぐと、交差点があって、そこに見慣れた姿が・・・
友人がいました。
でもよく見ると、その隣に先ほどのおばあさまが(@_@)
ほんとだ、すぐに人に聞いちゃうんですね。
「またお会いしましたね」
そう言うととても喜んでくださいましたが、いろいろ気になる。
そのあと自転車だったわたしがお店に並んで、徒歩できていた友人が
駅前の目的地まで送って行きました。
性善説を信じている方なのかもですが
くれぐれも気をつけて欲しいです。
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