ちょっと、シエスタ

さぼりグセのある元ダメアラフィフ、現ダメアラカンが日々の出来事を気ままにつぶやきます

心配されない人間だって、それなりに悲しい

昨日はお給料日でした。

心配ない生活

仕事をしていたら、お給料明細が入った見慣れた封筒が

目の前に差し出されました。

 

うちの会社では、お給料明細を上長が配ってくれます。

どこの会社もそうなのかな?

 

直属の上長が不在だったので

さらにその上のエライさんが渡してくれました。

 

「あ、今日って25日だったんですね」

つい口をついて出てしまいました

日付感覚が鈍ってますから。

 

「何の支払いの心配もないから忘れてた?」

嫌味でない感じで言われました。

 

この人、わたしより一つ上の元上長

シングルマザーであることも、子どもらのことも

母ががんで亡くなったことも

ついでに家を売ったことも

ぜーんぶ知っています。

 

心配されない人間

そう言われて、一理あるかもと思いました。

 

賃貸マンション暮らしで家賃の支払いはありますが

ひっぱく(この言葉が一番しっくりくる)していた頃に比べたら

確かにそうです。

 

「養う人間がいなくなりましたから」

老後の金銭的不安が消えた悲しいワケ - ちょっと、シエスタ

 

やっぱりここに尽きる。

 

今の職場を何度か辞めようと思った時

この人が直属の上長だった時

完全に敵認定していましたが

時が経ち、立場が変わったからか、どちらも丸くなったからか

普通に良い人といまは思ってます。

 

持病持ちでもあるこの方、病気や介護の事情のある社員を

とても気にかけてくれます。

 

なので、わたしは心配ない人間認定です。

 

心配ないと言われた

それで思い出したのが、母が亡くなる直前。

 

前後の会話は忘れたのですが

「あんたのことは何も心配してないけど、〇〇と〇〇(子どもらの名前)のことだけが心配」

ここだけ、ハッキリくっきり覚えています。

 

子どもらはわたしがいるから大丈夫

なんて言ったっけか?

なんて返したのか忘れました。

 

別に眼中にないという言い方ではなく

何でもひとりでやれる人間だから

そういう意味で言われたのはわかってますが

やや、引っかかったので、こうして覚えてます。

 

でも心配のいらない娘は親孝行者だった

としておくことにしました。

 

心配されない人間は、強い人間認定されているけど

それはそれなりに淋しいものです。

贅沢ですか?

だって人間はないものねだりですから。

 

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