もう十数年前になりますが、階段から落ちて顔面陥没骨折して
顔にチタンのプレートを埋め込む手術をしました。
手術は失敗だった?
手術のあと眼帯を外したら「もしや・・・手術は失敗?」
そう思いました。
なぜなら鏡を見ると、左目が下に引っ張られている感じ
ちょっと、あっかんべーをしている感じなのです。
当時、流行っていた?貞子のような目ですよ、これでは(>_<)
最初は手術後で突っ張っているだけと思っていましたが
何日たっても、そのままです。
最初は眼帯で隠していたからいいのですが
いつまでも眼帯をしてるわけもいかず
でも外すと、人の顔がまともに見られなくなりました。
完璧な一重まぶたの典型的な日本人顔
まったく美人じゃないのは、小さい頃から重々承知はしていても
これでは困ります。
定期検診の時「人と会う仕事なので、なんとかしてください」
病院で訴えると再手術がすぐに決まりました。
失敗したのですか?とは聞けなかった・・・
チタンのプレート、どう入れる?
顔のどこを切ってプレートを埋めるのか?と聞かれたので解説します。
※痛いのが苦手な人は読まないほうがいいかも
眉根のあたりに一箇所
それから口の中の歯茎の根元と唇の根元に谷がありますよね?
そこを切って埋めると説明されました。
口の中の切った後は、まったくわからないですが
眉根のあたりは、いまでも小さくぽこっと凹みがあります。
まぁ、どちらかから入れて、どちらかから引っ張る感じ?
布団を布団カバーに入れる要領なのかもしれません。
意識がある手術は、恐怖でしかない!
二回目の手術は、目の下のまつげが生えているフチを切るそうで
「あとが目立たないですから」
そう若い先生に言われましたが・・・
でも一回目は全身麻酔でしたが、二回目は局所麻酔ですよ!
局部麻酔とは?
患者の意識を保ったまま、痛みを感じる神経を一時的に麻痺させた状態の手術方法。局所麻酔薬はアレルギーも少なく安全性が高く、日帰り手術が可能。
なので、し~っかり意識がある中
「今から切るねー」(!)と言われ
しかも先生の趣味なのか、手術室には大音量の安室奈美恵の歌。
な、なんなんだ?そう思っていると
先生が何かガリガリガリガリと音をたてています・・・(人の顔の上で)
な、何んしてんの???
美人じゃなくても、顔は大切
手術室に鳴り響く安室ちゃんの曲と恐怖体験
もう異空間でしかなかったですが、なんとか一時間ほど耐え続けました。
そのおかげで普通の平凡な顔に戻れました。
でもこの件で、顔って繊細なんだってことと
ちょっとしたことで人相って変わるんだなぁってわかりました。
俳優・タレントさんで兄弟、姉妹で目や鼻のパーツは似ているのに
ちょっとした配置が違うだけで、全然違う顔ってありますよね?
ほんのすこし突っ張っるだけでも顔って変わるみたいです。
寒くなったら手術あとが痛んだりするのだろうか?
そんな心配もしていましたが、特に後遺症も何にもありません
だから、すっかり忘れ始めていた出来事でした。
そしていまでも、先生がガリガリと何をしていたのかは謎です。
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