ちょっと、シエスタ

さぼりグセのある元ダメアラフィフ、現ダメアラカンが日々の出来事を気ままにつぶやきます

100万円を恵んでくれる人はいない

時々わけのわからないタイトルがつくブログで、すいません。

遠い未来だった、現在に想う

先日息子の最後の学費を払って、子育てが完全終了しました。

遠い遠いゴールだった「子たち二人を大学に行かせること」

それが出来たんだと思うと感慨深い。

 

やり終えた達成感もあるのですが

淋しいと思う気持ちが勝るのも、年のなせる業でしょうか。

www.chotto-siesta.com

 

離婚直後、貯金は0

深夜パートでファストフード店の床を磨いてた時は

途方に暮れていました。

 

そこから今現在は見えない彼方で「がんばったな自分」とも思うけど

学費に関しては、感謝しなければならない人がいます。

 

それは元旦那のお義父さんです。

 

きっかけをくれたお金でした

大企業を務めあげた定年後

ゆとりある年金生活だったお義父さんは保険をかけてて

亡くなった時、少しまとまったお金を奥さんと息子三人に残しました。

 

遺言で本来は元旦那が受けとる分を

離婚して他人になった子どもたちに残してくれたのです。

 

当時、貯金がゼロだった自分からしてみれば大金

でも二人の子育てが終わってみれば、何分の一かのお金

 

でもあのお金がなかったら

ここまで来ることができなかった

そう思っています。

 

まとまったお金でローン返済をしました

根が貧乏人だし、いまと比べて当時は投資信託や株など金融商品の知識は何もなく

銀行で定期預金する以外の選択はなかった。

 

でも何年後か忘れたけど、わたしがやったのは

そのお金で家のローンを返すことでした。

 

もちろん、わずかに貯め始めた貯金も投入して

母からも借りなければ到底足りませんでしたが。

 

元旦那と離婚する時

「家はやる」と言われたローンつき二世帯住宅

 

このままずっとローンを払い続けた金額とまとめて返した金額

どれくらい差があるんだろう?

その時に計算して出た答えが、100万円

 

子どもたちに残してもらったお金を家のローン返済に使うなんて

そう思ったけど、次に思ったのは

 

「一体誰が、100万円を恵んでくれるというのか?」

 

家のローンを返済しました。

 

また貯金0(マイナス)になりました

そして使った金額が、息子が18歳までに貯まる学資保険

すぐにかけ始めました。

 

これもあとで金融商品に詳しい友だちに

「ゆうちょの学資保険なんて、全然だめ」

そう言われたのですが、この辺りの知識もなく

学資保険といえば、ゆうちょ一択。

 

こだわったのは、わたしが死んだらその掛け金を払わずとも

18歳の時に同額が子どもに支給されるプラン

そこが大切

コレならお義父さんのお金を使い込んだ事にならない、と。

 

貧乏から抜け出すには

いや、何事もですが、何かを始める時

最初の一歩が大変で苦痛を伴うことがある。

 

いまのゴールへと背中をしてくれた亡きお義父さんからの贈り物

本当にありがたく思っています。

 

次の正月、ひさしぶりにお墓参りに行こうと息子と話しています。

 

今日もブログにおいでいただきありがとうございました。

ポチしていただけると励みになります!応援いただき感謝申し上げます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへ

ちょっと、シエスタ - にほんブログ村