ちょっと、シエスタ

さぼりグセのある元ダメアラフィフ、現ダメアラカンが日々の出来事を気ままにつぶやきます

幸せなアラカンおひとりさまと淋しい子ども

昨日、50年前に2年ほど住んでいたアパート見てきました。

亡き母の年金手帳にあった50年前住んでいた町が、すぐそこだった話 - ちょっと、シエスタ

おひとりさまは幸福らしい

休日に思い立ってそんなことができるのも

離婚してシングルマザーとして育てた子どもたちも家を出て

女手一つでわたしを育ててくれた母もがんで他界して

おひとりさまの自由気ままな生活あってこそ。

 

この記事で書いた結論と同じ

老後の金銭的不安が消えた悲しいワケ - ちょっと、シエスタ

家族がいなくなったからです(苦笑)

 

人のストレスの大半は人間関係だから「おひとりさまは幸福」

そんなコラムを見かけましたが

そうなのだろうか。

 

職場での人間関係に悩む方、親子関係で悩む方のブログよく見かけます。

親子関係に至っては、舅、姑ならいざ知らず

実の母親との関係に悩んでいる方も多い。

 

なら、そうとも言えるのかもしれない。

 

小学校の思い出は、校庭の木

50年前に住んでいたアパートにいたころ、小学1年生でした。

 

当時通っていた小学校で思い出されることがあります

それは、校庭の大きな木。

これです、昨日の写真です

 

休み時間の誰もいないときを狙っては、この木の下に行って

根元に盛られた土に庭みたいなものを作っていました。

 

土をまっすぐ掘って川に見立てて

そこに木の枝で橋をかけて

葉っぱを何枚か突き刺して植え込みを作っていました。

 

小学校にいた1年半、ずっとやっていた記憶があります。

 

校庭に誰もいないときなので、毎日でなく時々でしたが

雨が降れば崩れたり、誰かが元に戻したりもあったとは思うけど

頑張って作り続けていました。

 

セルフ箱庭療法かも

いま思うとあれは、自分なりの箱庭療法だったのかな

淋しい子どもが精神のバランスを保つためにしていたのかな

そう思っています。

 

箱庭療法とは

心理療法の技法。

砂の入った箱の中に人、動物、植物、乗り物、建物などのミニチュアを置き、自由に何かを表現したり、物語を作って遊んだりすることを通して行う

※本来はセラピストなどと行います

 

毎日いっしょに遊ぶ友達もいたし、食事や身の回りの世話をしてくれる祖母もいて

日常生活で困ったとは思ってなかったけど

忙しく働く母とは、ほとんど顔をあわせることがなく

淋しかったんだと思います。

 

昨年、通りすがりに小学校を発見した時

ソフトボールか何かの試合をやってて校庭に入れました。

今回は入れなかったので、写真を撮っててよかった。

 

この木の下でせっせと庭を作っている時

よもや50年後近くにひとりで住んで、毎日楽しくそれなりに暮らせているなんて

想像だにしなかった。

 

周りに人がいても、求めるものが手に入らないと淋しいし

一人でも自分が満足なら幸せなんだと

そんなことにも思いを巡らせた週末でした。

 

今日もブログにおいでいただきありがとうございました。

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