45年後の再会と亡くなった友人が教えてくれたこと

がんで亡くなった中学時代の友人のお参りに行ってきました。

懐かしい顔に、たくさん会えました。

中学時代から考えると45年ほどは経っています。

彼女の家に向かうと、お姉さんが待っててくださいました。

連絡をとってくれたのは、彼女が折り合いが悪かった義理の姉だと思いこんでいたら

実のお姉さんでした。

実のお姉さんがいる事を聞いたことがあったのか

思い出せません。

しかも、おひとりさまの友人の住まいは実家だと思い込んでいましたが

訪れた家は駐車場のある一軒家でした。

そんなところにひとり暮らしだったことも

聞いたか聞いていないか思い出せない。

友人のひとりが手配してくれた白い大きな花籠と

お線香を霊前に備えることができました。

コロナ禍に突入した2020年の春

パートの仕事を辞めるほどの体調不良を感じた彼女。

でも重い更年期障害だと思い込んでホルモン治療を受けていたそうで

わたしより、よく連絡を取っていた友人のひとりは

「そういえば、更年期障害について聞かれたことがある…」と。

がんだと分かったのは、仕事を再開しようとしていた年末。

もう、がんはかなり進行していて、手術をするも取れない部分があり

その後、抗がん剤治療を行っていたけれど

最終的に緩和ケアに入ったそう。

母の時も、血便を痔だと本人は思い込んで検査を受けていなかったので

同じだと思いました。

お姉さんによると、抗がん剤治療をやめて緩和ケアに入院してから

すぐに昏睡状態となり彼女はスマホも触れなかったそうで

キャリアに事情を話しても「解除は無理」と言われ

誰にも連絡が取れなかったそうです。

「スマホの解除を身近な人に、知らせておかなきゃね…」

帰りに友人の一人が、ポツリと言いました。

うなづくとともに、自分も人間ドックを受けたのはいつだっけ？と

過去ブログを探していたら、こんなブログも見つけました。

驚くほど、すっかり忘れていました…

そして人間ドック受診から2年たっていました。

そろそろ、また受けることを考えなきゃ

そう思いました。

今日もブログにおいでいただきありがとうございました。

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