ご訪問いただき、ありがとうございます。
図書館予約の人気の本の順番待ちはスゴイです。
30人とか50人待ちとか、ザラです。
知ってるようで知らない世界
予約した時は60人待ちくらいで、いつ読めるかしら?と思っていた
「マンション管理員オロオロ日記」
急に順番が回ってきたらしく図書館から連絡があり
年末年始に読むことができました。
みんな、あきらめたのかな?(笑)
サブタイトルに
「当年72歳、夫婦で住み込み、24時間苦情承ります 」
とある通り13年間マンション管理人室から眺めたドキュメント本。
よく知ってるようで知らない世界が描かれています。
マンション管理員のお給料
マンションの管理員といえば…
大きなマンションの入り口横に小さな窓があって
そこに在駐する管理人さん。
ご高齢の方が多いイメージがありますが
なぜなのか?
この本にはズバリ「賃金が安いから」とありました。
お給料もしっかり書かれていて
月17万から健康保険、雇用保険、住民税を引かれて手取りは15万くらいだそう。
ご夫婦の場合、奥様は副管理員として平均6万くらいはもらえるから
夫婦合わせて21万円ほどとありました。
ただ住み込みで家賃は要らないし、電気・水道代は組合の負担で無料で
なぜか、ガス代だけは個人負担
けっこう良いお給料の仕事では?と個人的には思うんですが。
効率良くやれるかがカギ
Amazonレビューにお金と時間のために30代前半でされていた方もいて
やはり家賃不要、光熱費無料が魅力とありました。
その方は国家試験合格を目指して昼間でも暇な時は受付で勉強できたそうで
目的を持ってなら、アリな世界なのかも。
ただ繰り返し書かれていたのは
苦情処理係として勤務時間外の対応も強いられる場合も多々あるようです。
ある程度、一線を引いて仕事ができるならアリな世界かもしれません。
様々な人が集うマンション
- 管理員をタワマンのコンシェルジュと勘違いしている人
- 難癖をつけてくるクレーマー
- 話をし続ける認知症の高齢のご婦人
- 自殺志願で下見に何度もやってくる若者
- あやしい人に狙われていると思ったら借金をして夜逃げした家族
などなど本当にいろんな人が出てきて
エピソードとしても、とても面白かったです。
とにかく住民間のトラブルにも巻き込まれないことですね。
マンション管理員オロオロ日記――当年72歳、夫婦で住み込み、24時間苦情承ります
そのせいなのか最近では住み込みではなく
通いの管理員さんも増えているようです。
ちなみにUR賃貸には管理員さんはいません。
それから住み込むマンション(その管理会社)によって
仕事に雲泥の差があるようで…
これはどんな仕事も同じなのかも。
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