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「アハ体験」って知っていますか?
「世界一受けたい授業」で脳科学者・茂木健一郎さんが紹介していて
茂木さんが作った言葉と思っている人も多いかも?
でもちゃんとした心理学の概念。
何にでも名前があって、何にでも研究者がいます。
わかった瞬間、頭が良くなる
ちなみにアハは、英語で何かわかったとき言う「a-ha」からだそうで
茂木先生いわく
「わかった瞬間に頭が良くなる体験」
少しずつに変化していく画像を見て「!」とひらめくと気持ちいいですよね。
あの画像自体をアハ!と思っている人も多い?
人生初のアハ体験の瞬間を覚えています。
たぶん5歳くらいのときで
50年以上たっています(!)
なのに覚えている
それぐらい衝撃を受けたのです。
折り紙のあじさい
幼稚園の時でした。
幼稚園には色紙でつくったきれいな絵が飾ってあって
定期的に先生と一緒につくります。
前からきれいだと見とれていた「あじさい」
こんなの。
幼稚園の頃は、身体が弱く熱ばかり出していたので
あじさいをつくった日もお休みしていました。
でも残って先生に教えてもらいつつ、作ることになりました。
たしか授業参観に色紙の絵を飾ることになって
わたしだけないのがおかしいからだったかと。
明日の準備で忙しい先生の横で、ひとり取り組みました。
折り紙を三角に二回折って…
言われたとおりに折っていって
花を一つ作ったら、それを大量生産。
たくさん作って糊で色画用紙に貼っていきます。
世の中の道理がわかった瞬間
でも先生のものと比べると地味
なんか違う。
それでも仕上がるべく糊ではっていました。
そこにバタバタ動き回っている先生が通りかかり
「あれ?そうじゃないよ」と。
つまり、こう折って
わたしは上の部分しか折っていませんでした。
これでは花がちっちゃい‥そもそも、花?
「そうじゃなくて、もっと奥から折って」と先生が折ってくれると
!!!!!!
その瞬間の気持ちは、こんな感じ。
あのときは、アハ体験という言葉がなかったのですが
まさしくアハ体験。
身体が弱くてしょっちゅう休んで運動も苦手
不器用で何をやっても目立たなかった幼稚園時代でしたが
小学校にあがったとたんなぜか、クラス委員長になりました。
算数ドリルの提出クラス一番を
もうひとりの委員長男子と競っていたからでしょう。
あの瞬間から、脳が動き始めた気がします
アハ体験になった理由として
- 手出しをされずに自分自身でやってできなかった
- できなかったときに正しい方法を教えてもらった
子育て中の方の参考になればと思います。
な、なるのかな?
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